僕は髪の毛が少ない/おすすめエッセイマンガ(コミックエッセイ)
僕は髪の毛が少ない
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新井キヒロさんの、毛量に関するコミックエッセイ。
作者の新井さんは髪が薄いことを受け入れて、じゃあ次はどうしたらオシャレに見えるのか?ということをポジティブに考えている(もちろん受け入れるまで時間もかかっている)。
正直、ここまで前向きに頭の薄さと向き合った人を見たことがなかった。心の中で「いっそ振り切ってしまった方がいいのに」と思っても、潔くできてしまう人というのは少ない気がする。
振り切るまでの過程はコンプレックスを受け入れるまでの過程でもあり、髪が少ない人も、そうでない人も、共感のARASHI。何より「前向きに考えることは人に自信をつける」ことが読んで実感できる。ぐちぐち考えていた頃もある、というのがミソで、新井さんがスーパーポジティブ人間だったならこの共感は呼べなかったんじゃない?SOじゃない?
身近な題材だけど、身近に語ることはあまりない題材。エッセイマンガだからこそライトに語ることができた、エッセイマンガになるべくしてなった本です!