エッセイマンガ専門書店

エッセイ漫画(コミックエッセイ)の架空専門書店です。ひたすらにエッセイ漫画を読み続ける店主(歴25年)のおすすめ本だけ紹介しています。

【厳選】年末年始の暇つぶしに! おすすめの本・コミックエッセイ

【マンガも紹介してます】

 

年末年始って来るまでは忙しいんだけど、いざ突入すると意外に暇。「何したらいいのかな~掃除とか最適解だよね~でもそういう気分じゃないんだよね~」ってウダウダしてるやつは誰だい?私だよ!!!

そういう時は本を買うに限る。知識を得られるし、なんてったって自分の世界が広がる、有意義としか言いようがない行動。暇つぶしであって暇つぶしじゃない、めちゃ高尚な時間の使い方じゃん?ウチら勝ち確じゃん?

今回は年末年始の疲れた頭でも「無」で読めるおすすめの本・コミックエッセイを厳選。移動中のあなたにも、ストーブにあたっているあなたにもぴったりの本があるよ。

気になる本はさっそく買ってみよう。最後までチェックしてくれよな!

 

その「おこだわり」、俺にもくれよ!!

休みの日、大した予定じゃなくてもやることがあると動けるってときあるよね。通帳記帳でもいいし、切れたシャンプーの替えを購入するのでもいい。

そういう「どうでもいいけどやってみたいこと」が詰まってるのがこの本。【全然知らない人の全力のこだわり】がギチギチに描いてある。そしてもれなくやりたくなる(実際、いくつかやった)。「年末年始、あれ暇じゃないなぁ~?(嬉)」となること間違いなし!

>>その「おこだわり」、俺にもくれよ!!(1) (モーニングコミックス)【全5巻】

 

東京都北区赤羽

特に出来事のない時間が続くと「自分ってなんてダメなんだろう……」と自己嫌悪に入っていくよね。そんなときはハチャメチャ規模の違う案件をぶつけて、自分の悩みをしっちゃかめっちゃかにしちゃおう!

この本に描かれている「東京都北区赤羽」はハプニング is 日常だがの街。その出来事は半年くらい酒の肴にできるよね?って話が超フツウの日常として出てくる。

読み終えた頃にはアラ不思議、「何もない今ってサイコウ!!!」とポジティブな自分肯定マン爆誕。あっという間に読めちゃうから、長時間の暇つぶしにもおすすめ。ハマったら続編の

「ウヒョッ!東京都北区赤羽 」も忘れずに読むんだぞ!

>>東京都北区赤羽 1巻【全8巻】

>>【続編】ウヒョッ! 東京都北区赤羽 (アクションコミックス)【全6巻】

 

将棋の渡辺くん

世はゆるふわ日常ストーリー戦国時代。ゆるキャン△くらいのおもしろさがないと生き残れないのだが、しっかりと頭角をあらわしているのがこの本。

主人公はおじさん。本人としてはおじさんと言われるのはイヤだろうが、あえて言わせてもらうとおじさん。おじさんが仕事を頑張ってお金を稼いだりする、超スタンダードの日常ストーリー。

でもおじさん、実はあの超つよつよ将棋棋士渡辺明なのである。とはいえ将棋を知らなくても大丈夫、だっておじさんの話だから。さぁおじさんの日常を覗き見しよう。

>>将棋の渡辺くん(1) (週刊少年マガジンコミックス)【現在全6巻】

 

オンエアできない!女ADまふねこ(23)、テレビ番組つくってます

これはTwitter民ないしかつての2ch民(5ch民)におすすめしたい本。

周りにテレビの小ネタが分かり合えない人種っていないかい? 「こないだあったテレビのここがおもしろくてさ〜!」と話すも、「ごめんよくわかんない😅」みたいな。えっこの絶妙な小ネタがわからない…?そんなにテレビ見てない…?同じ世の中を生きていない…??的な。

安心してくれ、そういう小ネタを集めた本があるんですよ奥さん! 「オンエアできない!」っていうんですけど。

これはテレビ東京の人が描いた、テレビをマジで見てる人しか笑うことのできない至高の小ネタが詰まっている本。体(てい)はテレビの裏側ってこんなところ!きゅるるん☆なんだけど、マジで小ネタのオンパレード。わかる奴だけわかればいいのスタンスがオタク心をくすぐる、ゆーてテレビ好きの俺たちじゃないと笑えませんからな〜(嬉)なコミックエッセイ。テレビ好きには確実におすすめ。

>>オンエアできない! 女ADまふねこ(23)、テレビ番組つくってます (ソノラマ+コミックス)【全2巻】

 

【マンガ】1日外出録ハンチョウ

超高級ホテルに行ってセレブ気分を味わうとかじゃなくて、平日昼間から酒飲むとか実際やりたいのはそういうことって人~~~!集まれ~~~!

「大人になったらなりたいこと」ではなく「大人になったしやりたいこと」が詰まった本。こちとら女をオトせる店とかどうでもいいわけ、国立科学博物館で時間溶かすとか載ってないんだよ東京カレンダーにはよ。

もはやこの本はマンガを超えたハウツー本。大人のやりたいことリストを潰していこう。

>>1日外出録ハンチョウ(1) (ヤングマガジンコミックス)【現在全14巻】

 

【マンガ】僕の心のヤバイやつ

「全員悪人」が『アウトレイジ』のキャッチコピーなら、このマンガは「全員善人」。恋愛系マンガは「ちょっとヤな奴が出てきてハラハラドキドキする」のがセオリーだけど、スーパー繊細心であってもそのまま生きる権利はあるぜ!の現代日本ではそんなハラハラ系マンガは正直しんどいのである。

そこで流星のごとく現れたのがこのマンガ。「おっヤな奴か?」と思いきや「実際めっちゃイイ奴か??」のオンパレード。HSPでも正直しんどくない恋愛系マンガ。

チートのようでチートじゃない、でもちょっとチートか?の主人公に都合いい桃屋ラー油的展開もちょうどいいマンガ。信頼できる情報機関こと王様のブランチもイチ押しの本です!

>>僕の心のヤバイやつ 1 (少年チャンピオン・コミックス)【現在全7巻】

 

▼ ほかオススメの本・コミックエッセイはこちらで紹介

【最新】Kindle Unlimitedで読める(読めた)コミックエッセイ200冊

<2022年12月10日 更新>

 

月980円のサブスク形式でマンガとかコミックエッセイとか読みまくれるKindle Unlimited。ラインナップされている本だけが読めるのでどちらかといえばマンガ喫茶感はあるけど、1冊1000円超えも珍しくないコミックエッセイを読むなら得しかない神のようなサービスです。最高!めちゃんこお得!!アンリミだーいすき!!!

 

ただしアンリミはコミックエッセイが死ぬほど探しにくい。コミックエッセイで検索して出てきたけど君コミックエッセイじゃないよね? 君コミックエッセイのテイで売れようとしてるけどフィクションのマンガだよね?? 君ファイルと顔違うよね???

似た本を近くに並べといてくれる書店って嬉しい楽しい大好きな場所だったことを今さらながら思い出す。この本を読んでいる人にはこんな本もおすすめです、だぁ?おのれは何回おんなじ本表示したら気が済むんじゃ!!!

 

だからアンリミで読める(読めた)コミックエッセイ・エッセイマンガをここに記す。アンリミの特性上、今まで読めたのに読めなくなったり読めなかったけど読めるようになったり、これまで俺に話しかけてくれていたのに今日から話しかけてくれなくなったオタサーの姫みたいなことはよくあることだから、もし読めなくてもそういう奴と思って俺たちは大人の対応をとって新しい友達を探そう。

 

・リストはアンリミで読めた本一覧で店主のおすすめとは限らない

・店主のおすすめ本は⭐︎付きで表記しました

 

Q. アンリミって何?

A. スマホとかで対象の本が定額・読み放題になるよ~~っていうAmazonのサービスです。 

初めて利用する人は30日間の無料体験期間ができる、終了後は月額980円、いつでもキャンセル可能。ネット界の最強マンガ喫茶。たまにキャンペーンで3カ月99円とかやる、お人よしのいい奴。

やったことない人は下のリンクから無料お試し登録してもらえると店主に売上が入るので嬉しいです。

>>Kindle Unlimited

 

もくじ(クリックするとジャンプできます)

Kindle Unlimitedで読める(読めた)エッセイマンガ・コミックエッセイまとめ

旅行・ご当地(日本)

「☆」は店主のおすすめ

↓☆↓

↓☆↓

↓☆↓

↓☆↓

↓☆↓

↓☆↓

↓☆↓

↓☆↓

↓☆↓

↓☆↓

↓☆↓

↓☆↓

↓☆↓

↓☆↓

↓☆↓

↓☆↓

↓☆↓

↓☆↓

↓☆↓

↓☆↓

 

旅行・ご当地(世界)

「☆」は店主のおすすめ

↓☆↓

↓☆↓

↓☆↓

 

海外から見た日本

職業(いろいろ)

「☆」は店主のおすすめ

↓☆↓

↓☆↓

↓☆↓

↓☆↓

↓☆↓

↓☆↓

↓☆↓

↓☆↓

 

職業(医療)

職業(自衛隊など)

「☆」は店主のおすすめ

↓☆↓

↓☆↓

職業(漫画家の副業)

作者本人の話

「☆」は店主のおすすめ

↓☆↓

↓☆↓

 

恋愛・婚活

「☆」は店主のおすすめ

↓☆↓

↓☆↓

動物

「☆」は店主のおすすめ

↓☆↓

食べ物・グルメ

↓☆↓

 

趣味

 

↓☆↓

 

家族・夫婦

「☆」は店主のおすすめ

↓☆↓

 

子育て

 

オタ活

「☆」は店主のおすすめ

↓☆↓

スピリチュアル・宗教

 

ジェンダー

↓☆↓

↓☆↓

 

セクシー・夜の話

「☆」は店主のおすすめ

↓☆↓

↓☆↓

 

ここまで読んでくれた人ありがとう。メジャーどころが何でも読めるわけじゃないけど、意外と読めるよねアンリミ。

 

この記事が役に立ったよ~って人は下のリンクからAmazonに飛んで、本でも歯ブラシでもシャンプーでもいいので買ってくれると超ハッピー。店主に売り上げが入って、また新しいコミックエッセイを紹介できます!

>>Amazonのトップページ

 

他のおすすめコミックエッセイも紹介中です!

>>店主おすすめコミックエッセイはこちら

人生山あり谷口/おすすめエッセイマンガ(コミックエッセイ)

 

人生山あり谷口

人生山あり谷口 (トーチコミックス)

人生山あり谷口 (トーチコミックス)

(画像クリックでAmazonへ飛べます)

谷口菜津子さんの山登りをするコミックエッセイ。

当時の谷口さんには悩みがあって(まぁまぁ重い)、悩みを抱えたまま友達や知り合いと登山するんだけど、テンポが軽くてめちゃライトに読める。普通に笑える。持ってるエッセイマンガの中で一番好き!

谷口さんの絵柄はグネグネしてるので、自然の雰囲気と近いのもいい。フルカラー・写植なしってのもすごい。某レビューに「手書き文字が見にくい」って話もあるけど、むしろ手書き文字じゃないとこの本は成り立たんだろこのバカチンが!

流されて八丈島/おすすめエッセイマンガ(コミックエッセイ)

 

流されて八丈島

流されて八丈島~マンガ家、島にゆく~ (ぶんか社コミックス)

流されて八丈島~マンガ家、島にゆく~ (ぶんか社コミックス)

(画像クリックでAmazonへ飛べます)

たかまつやよいさんの八丈島暮らしを描いたコミックエッセイ。

八丈島って台風とか天気予報のときしか聞いたことない。東京都だけど、島? 自然が多い? 高校時代は地理選択だったのに一体何をやっていたんだ……

そんな知らないがちなことを明るく朗らかにサポートしてくれる本。推しもしないし自虐もしない、これが八丈島っぽさです!と堂々宣言してる感じ。うーんこの感じ、どこかで会ったことがあるような……あっ病院の待合室にある、誰もが読める無害な本!ってかそういうフラットで無な気持ちになれるのが八丈島っぽさ……ってコト?!

かわいいきのこ/おすすめエッセイマンガ(コミックエッセイ)

 

かわいいきのこ

かわいいきのこ (コミックエッセイの森)

かわいいきのこ (コミックエッセイの森)

(画像クリックでAmazonへ飛べます)

うつろあきこさんのキノコについてのコミックエッセイ。

実はこんな生態してまーす!とか、キノコってすごく細かいんですよー!とか逐一解説しない、めちゃくちゃライトでフラットなキノコ好きエッセイ。でも決してゆるふわじゃないのが超いい。キノコを見つけに行く話とか、基本はうつろさんの行動がベースなので、喫茶店でうつろさんとしゃべってる感がハンパない。へー、長野にキノコ探しに行ったんだ。今だと寒そうだねー、あっ私もケーキ頼んじゃおうかなー。

もはや図鑑では?というくらい細かく説明してくれる本もいいけど、むしろ興味湧くちょうどいい温度感の本。でも読み終わると「キノコ見つけに行きてぇー!!!」と思う。今でも思う。キノコ見つけてぇーーー!!!

僕は髪の毛が少ない/おすすめエッセイマンガ(コミックエッセイ)

 

僕は髪の毛が少ない

僕は髪の毛が少ない (コミックエッセイ)

僕は髪の毛が少ない (コミックエッセイ)

(画像クリックでAmazonへ飛べます)

新井キヒロさんの、毛量に関するコミックエッセイ。

作者の新井さんは髪が薄いことを受け入れて、じゃあ次はどうしたらオシャレに見えるのか?ということをポジティブに考えている(もちろん受け入れるまで時間もかかっている)。

正直、ここまで前向きに頭の薄さと向き合った人を見たことがなかった。心の中で「いっそ振り切ってしまった方がいいのに」と思っても、潔くできてしまう人というのは少ない気がする。

振り切るまでの過程はコンプレックスを受け入れるまでの過程でもあり、髪が少ない人も、そうでない人も、共感のARASHI。何より「前向きに考えることは人に自信をつける」ことが読んで実感できる。ぐちぐち考えていた頃もある、というのがミソで、新井さんがスーパーポジティブ人間だったならこの共感は呼べなかったんじゃない?SOじゃない?

身近な題材だけど、身近に語ることはあまりない題材。エッセイマンガだからこそライトに語ることができた、エッセイマンガになるべくしてなった本です!

神は細部に宿るのよ/おすすめエッセイマンガ(コミックエッセイ)

 

神は細部に宿るのよ

神は細部に宿るのよ(1) (Kissコミックス)

神は細部に宿るのよ(1) (Kissコミックス)

(画像クリックでAmazonへ飛べます)

『ひらばのひと』でお馴染み・久世番子さんのファッションについてのコミックエッセイ。

女子なら多くが通るであろうファッション道。おしゃれに憧れるけど、決して贅沢はできない、そして自分はめちゃくちゃセンスがいいわけじゃない……。
この葛藤を持ちつつ、じゃあ今のトレンドにはどう向き合っていくのか?と作者の久世番子さんが試行錯誤する話。わかる、わかりみがすぎる。

「おしゃれは川上から川下へ流れていく」という話が所々出てくるんだけど、「UNIQLOユニクロ)コラボはちょっと寝かせてから着る」という話もこれに近い気がする。だって川下民はモードな服に慣れていないから。庶民の味方だったユニクロ服にハイブランドな要素が急に入ると心臓がびっくりしちゃうから……。

おしゃれは気にしていたい、ファッション誌も読んでいたい、でも買うまでには至りません、という同士(チング)はわかりみで死んじゃうと思う本。